すっきりした佇まいが、涼しげな印象を与えてくれる竹の箸🎋
暑い時期の食卓に、爽やかさを演出してくれます。
暑い日が続くと、どうしても食欲が減ってしまうもの。食べるものだけでなく、箸も変えることで、夏の美味しさを味わってみては?
これからの季節に大活躍する竹箸の魅力とおすすめの箸3種をご紹介します🌻
竹箸の魅力
竹箸の一番の魅力は、なんと言っても軽さ!手にしたときにほとんど重さを感じないほど軽やかです。
また、しなやかなため食材を割いたりするときにも粘り強く使いやすい特徴があります。
おすすめ3選
京都で育てられた竹を、茶道具などの竹細工を得意とする京都の職人が加工。天然の美しい風合いを活かすため、竹肌と節を残し、無塗装で仕上げました。侘び寂びの慎ましい世界観を感じていただけます。
アクセントになる節は、手に持った際に指とぶつからないよう、上部に配置。四角に切り出された端麗なフォルムが上品な印象です。
かぐや姫生誕の地と伝えられる京都府乙州で代々竹材業を営む「清水銘竹」によって丁寧に管理された京銘竹を使用し、京都の竹工職人が仕上げました。
京都特有の粘土質な土が生み出す竹の繊細な繊維、丹念に手入れされた美しい艶のある肌目を感じていただけるよう、擦り漆塗装。
漆の色は<朱合or黒>の2色、 かたちは<四角or八角>2種類 、竹肌の模様は<白竹or図面竹>の2種類ご用意がございます。計8種類のバリエーションの中から、お好きなものをお選びください。
九州産の天然竹に漆を塗って仕上げた「水月」。面と角目でほんのり色が異なり、宝飾品のような奥行きのある仕上がりになっています。
箸先も漆仕上げですので、口当たりが柔らかく、あたたかです。細身の作りですので、細い箸をお探しの方にお勧めです。
職人インタビュー
自然と寄り添い作る『清水銘竹』の竹
竹とは
竹はイネ科タケ亜科に属する多年生の植物です。草のような特徴も樹木のような特徴も持ちながら、草と木とは違う生態を持っています。地下茎の節から筍が生じ、半年ほどで若竹に成長します。成長が早く、地下茎を通じてぐんぐんと仲間を増やします。木と違って中は空洞で、竹工製品などは竹の表皮を活かして作られています。
横方向にしなやかなため、漁業の道具などに使われます。反対に、縦方向には割裂性があるため細く仕上げやすく、箸はもちろん茶道具など竹細工としても親しまれています。
成長力の早さ、冬でも緑を失わない常緑の植物であることから、日本では「松梅」と並んで縁起物の象徴とされてきました。